魚梁瀬ダムと旧集落跡
- 2022/03/03 09:22
私たちが住んでいる魚梁瀬集落のすぐそばにある魚梁瀬ダム。
ダムの高さは四国で1番高く、貯水量は早明浦ダムに次ぐ四国2位。
土や岩石を材料として造られたロックフィルダムという型式で
同型式としては西日本最大となっています。
そんな魚梁瀬ダムですが、建設前の昭和30年代までは旧魚梁瀬集落があり
そこに住む人々は林業を生業としていました。
その後、ダム建設の為旧集落は水没し
人々はダム上流部にある代替地の丸山台地に移り住みました。
そこが現在私たちが住む現魚梁瀬集落なのです。
水位が上昇すると、ダムに沈んだ旧魚梁瀬集落が姿を現し
水位が上昇すれば、再び湖底に沈みます。
約800年続いた歴史ある旧魚梁瀬集落。
一見、ペルーのマチュピチュを思わせる光景です。
魚梁瀬にお立ち寄りの際は、ぜひ皆さまも眺めてみてください。